TIIS国内検定合格品

型式検定合格番号:CML 23JPN2141号

Ex
  • 危険場所Zone 0、1 及び2(特別危険箇所、第一類危険箇所及び第二類危険箇所)で使用可
  • 測定温度範囲:-20℃ ~+1000℃(この範囲内で設定可)
  • 2 線式、4-20 mA 出力(安価な計装ケーブル使用可)
  • 本質安全防爆絶縁バリヤと組み合わせ使用
  • オプション、PC とUSB(LCT設定器)又はLCT-485 MODBUS 変換器による測定温度表示、放射率、4-20 mAスケーリング、データロギングなど自由設定可
  • 過酷な環境に対応、316 ステンレス容器採用
  • 保護等級IP65

本質安全防爆放射温度計 ExTempシリーズの仕様

電気仕様

測定温度範囲 -20℃ ~ +1000℃
最大測定温度スパン 1000℃
最少測定温度スパン 100℃
出力信号 4-20 mA
測定距離と測定径の比(D/S 比) 図1を参照
精度 ±1℃又は1% どちらか大きい方
繰り返し精度 ±0.5℃又は0.5%、どちらか大きい方
放射率設定範囲 0.20 ~ 1.0(工場出荷時の設定:0.95)
放射率の設定方法 USBインターフェースにより設定可能
応答時間(T90 0.240秒(90%応答)
測定波長 8 ~ 14μm
必要電源 12 ~ 24VDC ± 5%
最大消費電流 25mA

測定距離と測定径の比(D/S比) 図1

機械及び環境仕様

容器材質 ステンレス製 SUS316
サイズ Ф20 × 150mm
取付方法 M20 × 1.5mm, 長さ46mm, 2本の固定ナット(付属)
リード線 5m, 10m 又は25mから選択
重さ 約475g(5mリード線含む)
容器の保護等級IP IP65(NEMA4)
精度保証の使用周囲温度 0℃ ~ +70℃(防爆認証上、使用周囲温度:-20 ~ +70℃)
相対湿度 最大95%(結露しないこと)
CE 及びRoHS  適合

本質安全防爆パラメータ

本安回路許容電圧 Ui =28 V
本安回路許容電流 Ii =93 mA
本安回路許容電力 Pi =651 mW
内部キャパシタンス Ci =8 nF
内部インダクタンス Li =0 mH
本安回路許容電力 Pi =650 mW
使用周囲温度 Ta =(-)20℃ ~ (+)70℃
ATEX 防爆認証番号 CML14ATEX2079
IECEx 防爆認証番号 IECExCML14.0032
国内防爆検定合格番号 CML 23JPN2141

本質安全防爆記号と使用可能危険場所

IECEx 記号 Ex ia IIC T4 Ga / Ex ia IIIC T135℃ Da
ATEX 記号 II 1 GD Ex ia IIC T4 Ga
TIIS 日本 防爆記号 Ex ia IIC T4 Ga / Ex ia IIIC T135℃ Da

本質安全防爆放射温度計と絶縁バリヤ(本安関連機器)の接続図

放射温度計の設定について
オプションのUSBアダプターと設定ソフトウェア(アダプターに付属)を使用して行えます。USBアダプターは本質安全防爆機器として認証されていませんので、設定は安全場所側回路において行ってください。設定するための条件として4-20mA回路に400Ω以上のインピーダンスが必要です。設定項目は放射率、4-20mAスケーリング、平均化、ピーク値と谷値のホールド及び反射率です。

LCT: コンフィグレーション(設定)ユニット

LCT-485MODBUSインターフェース使用のネットワーク構成

製品型式記号の説明